院長は国家資格を
はじめ様々な資格を
取得しております
各種メディアでも
多数紹介されております
あいさつ
私は兵庫県の伊丹市で生まれ育ちました。幼少期はかなり身体が弱く、風邪をよく引き熱が下がらず、良く坐薬を入れられたのを覚えています。それを心配してか、両親に連れられ近所の空手道場に入門したことがきっかけで、武道というものに出会いました。
おかげで、身体が丈夫になり、エネルギーを持てあました私は中学校では姉の担任が顧問をしていたこともあり、柔道部に入部しました。先生の指導が厳しく、練習はもちろん、礼儀作法も徹底的に教えられました。その厳しい指導のおかげで試合では怪我もなく、良い成績を残すことが出来ました。高校でも柔道部に入部しました。そこで大事件がおきました。試合で大怪我をしてしまいました。足首の骨を折ってしまいました。足首から太ももまで1.5倍位腫れあがりました。
怪我をした時あまりの痛さに「一生歩けなくなったらどうしよう……手術は絶対に嫌だ」と思い悩んでいたとき、試合で役員をされていた接骨院のおじいちゃん先生が、うちに診せにおいでといってくれました。
「大丈夫1か月から2か月で歩けるよ」と言っていただき「ほっ」と安心したことを覚えています。本当に2か月で歩けるようになり、驚きました。
それまでは、当たり前のように動き、五体満足で生活していて、動くことができない事がこんなにつらく、不便なことなのかと思ったのと同時に、自分は「この仕事をしたい!! これは、人に喜んでもらえる仕事だ!」と強く思うようになりました。
「礼にはじまり、礼に終わる」
大学に進んだ私は武道の奥深さに興味を持ち、合氣道や剣道にもチャレンジしました。
武道を通じたくさんの素晴らしい先生方から、技術的な事だけでなく、常に「ありがとうございます。」という感謝の心を持つこと、相手を思いやる気持ち、自分自身に負けない気持ち学びました。一言で言えば、「礼にはじまり、礼に終わる」ということでしょうか、このことは今でも私の生きていく上での指標になっています。
そして、修練には果てがなく、一生修行であると思いました。
医療に対して強い憧れはあったものの、そのままサラリーマンをしていまいた。しかし、私が30歳になったころ、友人が不合理な死に方をした時、「このままで自分はいいのか?」
「後で後悔したくない、人生は一度だけだ!」と思いこの道に進むことを決心しました。
治療院と病院勤務の修業時代
修行時代は学費を稼ぐため、朝の3時から昼まで卸売市場でアルバイトをしながら、昼からは専門学校、終わってから治療院とそんな生活が続きました。資格取得後は治療院や病院で勤務しました。中でも病院勤務は私にとって大変勉強になりました。
救急外科のリハビリ室でのお仕事でしたが、普通の治療院では見られない症例、また、オペ(手術)の見学、レントゲンの画像が見られた事は、他では経験できない大変貴重な事でした。
中でも、レントゲン画像が見れた事は、肉眼では判断しずらい微妙な骨のズレが身体に及ぼす影響など、経過を見ていく上で大変勉強になりました。忙しい毎日でしたが、アットホームな職場ではドクターや技師の先生、上司の先生には沢山教えて頂きました。
ドクターの先生は高齢でしたがとてもパワフルで、空き時間に太い英語の原書の医学書を見て勉強されていました。その姿勢を見て、「やっぱりこの世界も一生修行で、果てがないな」とあらためて思いました。
開業の決意
開業するにあたって決め手となったのは、ある勉強会での先生の言葉がきっかけでした。それは、「人を診る」という事です。当たり前の事のようですが、とても衝撃を受けました。それまでの間違った自分の考え方を一気に覆された気持ちでした。
「人を治す」と言うことは「人を診る」と言う事で、技術はもちろん大切な事は言うまでもありませんが、技術的な面でしか患者様を診ていませんでした。それ以外にも、患者さんはどういう思いでいるか? 「人を診る」という事はその人の生きてきた歴史や心も見なければいけない。それが出来なければ治すことができないのではないか? と深く考えるようになりました。
この頃、今まで学んできたことが点と線でつながったように思い開業を決意しました。
開業後
御縁があり、大事な身体をゆだねてこられるお客様に常に感謝の心を忘れず、全力を尽くす。当たり前の事のようですが、なかなか難しい事です。この気持ちをもって施術をするように心がけています。
院内は安心して施術を受けて頂けるよう清潔にし、できる限りリラックスして頂けるよう、クラシックの音楽をながしたり、着替えもご用意しています。当院の名前「サンライズ(日の出)」の名の通り、皆様が心身ともに健やかになり、当院に来て本当に良かったと心から思って頂け、笑顔あふれる日常生活の一助となれば幸いです。
お身体のご心配やご相談ごとなど、なんでもお気軽にお尋ねください!
最後に……
ちょうどこのHPの記事を書いていたとき、実際に当院に通われている患者様からこんなお話しをお聞きしました。書こうか迷いましたが、書かせて頂きます。
主婦のT様は20年以上慢性腰痛でお悩みでした。何とかしたいと最初は病院に通院されていたそうです。そこで約半年通院されていましたが、「もう来なくていいです」と治っていないにもかかわらず、きっぱり言われたそうです。それでもあきらめず、自分に合うところを何件も回ったそうです。当院に来る1つ前に通院されていた所では、大変驚きました。約週に2回、1年間も通院されていたそうです。自費診療で決して安い治療費ではなく、治したい一心で通院されたそうです。そこで1年たった頃、「あなたの身体には、うちの治療に合っていようですね。よそに行ってください」と冷たく言われたそうです……。
その事がたいへんショックで人間不信に陥いりそうになったそうです。
同じ治療家として大変残念であり、憤りを通りこし呆れてしまいました。確かに手に負えない難しい症例はあります。その場合、私は知り合いの先生や病院をご紹介します。もし、同じような思いをされたことがある方は勘違いしないでください。そのような先生は少数で、大くの治療家の先生は熱い想いで技術を研鑽し日々精進されています。もし、「もう私は良くならない」と諦めている方、どこに行こうか迷っている方は一度治療家の先生に相談してみてはいかがでしょうか?きっとあなたのお悩みに応えてくれる熱い先生はたくさんおられますよ! 私もその一人になれれば幸いです。